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企業レポート


ソネットエンタテインメント株式会社
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ユーザーの参加も求めながら、
新しい技術・「楽しい」サービスを開発する

ソネットエンタテインメント株式会社
サービス開発部門 開発部
部長 蒲地輝尚 氏

■ サービス開発部門 開発部の業務内容についてお教えください。

当社の技術部門は、現在提供しているサービスの開発や運用を行う部署と、少し先にリリースする新サービスのための技術開発を行う部署に分かれています。サービス開発部門開発部は後者に当たります。

当部の業務内容は2つあって、一つは「リコメンドエンジン」や「テキストマイニング」などの要素技術を、新しいサービスで使えるものに開発すること。もう一つは、当社のサイトで提供する新サービスそのものの開発です。

現在、インターネットの世界では、次世代Webの方向性を表す「Web2.0」という概念が話題となっています。明確な定義はないのですが、その概念には「ユーザーの参加性」が含まれています。そこで、当部では、ユーザーが参加し、ユーザー自身がコンテンツを作り上げていく形のサービスを開発しています。また、開発プロセスを公開するブログを活用し、ユーザーの意見を引き出しながらのサービス開発にも取り組んでいます。

■ 具体的に、どういったサービスを開発しているのでしょうか。

一例を挙げれば、最近ブログで話題となっているキーワードの相関関係をアニメーションで見ることができる「Blog Keyword Visualizer」があります。例えば、「dear friends」というキーワードが、「レイニーブルース」や「北川景子」という他のキーワードとつながって書かれているブログの記事を一目で検索することができるというものです。

Webサイトの記事の見出しや概要を配信するための技術であるRSS(Really Simple SyndicationもしくはRich Site Summary)では、ブログの記事同士の関連までを検索することはできません。それに対して、この「Blog Keyword Visualizer」を使えば、自分が興味ある一つのキーワードを出発点にして、自分が知らなかったキーワードを次々にたどることで、世界を広げることができるというメリットがあります。

また、最新のものには、「So-net buzzmap」(http://buzzmap.so-net.ne.jp/)という、地図上にスポットしたお店などの口コミ情報を読んだり書き込むことができるサービスがあります。これを使えば、「自分だけのお気に入りラーメン店マップ」などをつくることができます。いわば「地図スタイルのブログ」です。

■ エンジニアに求められるミッションとは。

IT業界はいま、成長セクターとして各社のサービス競争が集中・激化し、技術革新が進んでいます。従来のように、プロデューサーが企画し、それをエンジニアがつくり込むだけでユーザーの支持を得るサービスを開発することは困難です。新しい技術をシーズ的にサービスにフィードバックし、プロトタイプを作成・検証してつくり込んでいく手法も必要。つまり、主導的にサービスを企画・開発できるエンジニアが求められているのです。

エンジニアはWeb上のサービスを開発するので、Webアプリケーション開発のためのフレームワーク、アーキテクチャを理解し、JavaやPerl、Rubyなどの言語が使えることが必要です。しかし、それ以上に積極的に自分で新しいサービスをつくりたいという意欲やコミュニケーション能力を求めたい。ただし、意欲はあっても、アイデアに具体性がない人も見受けます。実現可能性のあるアイデアを考えられる人が望ましいですね。

また、サービスを世の中にリリースするには、会員サービスや規約の作成、会員サポートなど様々な機能が必要です。それらを取り持つ社内各部署と連携して業務を進めることも求められます。

上司や同僚はスキルが高い人が揃っており、それぞれ得意分野がありますので、サポートや助言を得てスキルアップできる職場環境にあります。

■ どんなやりがいを感じることができるのでしょうか。

当社は、2006年10月1日、社名を「ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社」から「ソネットエンタテインメント株式会社」に変更しました。当社の技術開発の使命は、会員にいかに喜んで使ってもらえるサービスを開発するかということ。不特定多数を対象とするポータル事業サイトなどとは違い、会員の嗜好、プロファイルを把握できるISPならではのメリットを活かすことができます。

当部のメンバーは、チームの一員として計画的に要素技術を開発するミッションをこなしながら、その技術を使えばこんなに面白いサービスができるというアイデアを湧かせ、自発的にプロトタイプをつくっています。

純粋に、エンジニアとして高いレベルの技術力を発揮し、世の中にないサービスをつくったという達成感を感じることができるでしょう。また、先述のとおり「開発者ブログ」を通じてユーザーから直接フィードバックを得ることができますので、自分が手がけたサービスをユーザーに使ってもらえるという役立ち感も得られると思います。




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